【速報】日大アメフト部薬物事件で被告の男(21)に執行猶予付き有罪判決 東京地裁(2024年1月9日)

【速報】日大アメフト部薬物事件で被告の男(21)に執行猶予付き有罪判決 東京地裁(2024年1月9日)

【速報】日大アメフト部薬物事件で被告の男(21)に執行猶予付き有罪判決 東京地裁(2024年1月9日)

 日本大学アメリカンフットボール部の寮で、麻薬と誤認して覚醒剤を所持した罪に問われている被告に対し、東京地裁は懲役1年4カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。裁判官は「今回の件で、色々なことを経験したと思います。これらをこれからの人生で生かしていって下さい」と語り掛けました。

 日大アメフト部に所属していた北畠成文被告(21)は去年7月、東京・中野区にあるアメフト部の寮で、麻薬と誤認して覚醒剤の入った錠剤を所持した麻薬取締法違反の罪に問われています。

 東京地裁は9日の判決で、「部活動の友人と一緒に大麻を使用する生活をしていた」と指摘しました。

 そのうえで、「二度と違法薬物やその関係者に関わらない旨を述べている」などとして北畠被告に対し懲役1年4カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

 最後に裁判官は「今回の件で、色々なことを経験したと思います。これらをこれからの人生で生かしていって下さい」と語り掛け、北畠被告は無言で法廷を後にしました。

 北畠被告は初公判で、「間違いないです」と起訴内容を認め、部内で大麻を吸っていたのは「10人程度だったと思う」「副学長がもみ消すと思った」などと証言していました。
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