「1カ月程度は最大震度5強以上に注意」気象庁(2024年1月8日)

「1カ月程度は最大震度5強以上に注意」気象庁(2024年1月8日)

「1カ月程度は最大震度5強以上に注意」気象庁(2024年1月8日)

 能登半島地震から1週間経つ8日、気象庁は会見を開き、「1カ月程度は最大震度5強の地震に注意を」と呼び掛けました。

気象庁 束田進也課長
「1週間が経過しましたが、地震活動は依然として活発な状況です。今後1カ月程度、最大震度5強程度以上の地震に注意して下さい」

 気象庁はこれまで「1週間程度は最大震度7程度の地震に注意してほしい」としてきましたが、この1週間での地震活動の状況から「震度7」の発生確率が半分程度に下がったため、呼び掛けを改めました。

 ただ、人が揺れを感じる震度1以上の地震は、1日から8日午後1時までに1219回発生しています。

 このため、「地震や雨で地盤が緩み、土砂災害が発生する可能性がある」とも呼び掛けました。

 また、1日から海面の高さの観測データが届かなくなった「輪島港」の潮位計について、8日正午から臨時の観測装置を設置し、能登半島北部での津波の観測が一部で再開したと明らかにしました。
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