石川県の死者126人 穴水町では土砂崩れで12人が生き埋めか 能登半島地震発生6日目|TBS NEWS DIG
発生から丸5日たった能登半島地震。死者は126人に上っています。そして穴水町では土砂崩れで12人が生き埋めになっていて、懸命の救助活動が行われました。現場から中継です。
朝9時からはじまったきょうの救出活動、先ほど30分ほど前に打ち切りとなりました。
押し流された家は一帯で3棟。まだ発見されていない人は8歳の男の子を含む12人です。そして先ほどそのなかの、ご夫婦の家族が現場を訪れ、悲痛な声をあげていました。
かけつけた家族
「みんな生きていてほしいんです。なんで1日にこんな地震で、こんなことされんなんがかなって」
懸命な救出活動はあすも続きます。
施設の職員
「お母様元気ですよ」
利用者の家族
「よかった。それ聞いて安心した」
126人が死亡し、210人が安否不明となっている石川県。輪島市にある老人ホームでは孤立状態が解消されました。
きのうまでホームに続く一本道が土砂で埋まっていたため、電気や水道・携帯電話が使えず、備蓄していた3日分の食料でしのいでいました。
施設の職員
「真っ暗な中でランタンだけで励まし合いながら…本当に心細い。安否を尋ねてくる(利用者の)友達がいるけど、本当に感謝しています」
入所者は全員無事で、現在は支援物資が届いているということです。
支援が届かない場所はほかにもあります。60人から70人が避難している能登町の公民館は町の指定を受けていないため、行政から支援物資が供給されていません。
能登町の住民
「(Q.大きな指定避難所に行かないのは?)そんなところ遠いから、うちから離れるのはちょっと」
住民らは正月のために用意していた食材などを持ち寄って生活してます。
そんななか、穴水町の中学校では大量に集まった支援物資が山積みのまま保管されています。物資は3日前から集まり始めましたが、他の避難所に分配する人手が足りず、一部の支援を断らざるを得なかったということです。
職員
「分けることは(避難者にも)手伝ってもらっているので、あとはどう運ぶかが一番の問題」
記者
「こちらの避難所では発熱者が増加してきたため、急遽、発熱者のための部屋が設営されています」
輪島市にある避難所では連日、発熱を訴える人が後を絶ちません。医療機関が入って消毒やマスクの着用を徹底し、発熱者らを隔離するスペースも設けられましたが、避難者の不安はぬぐえません。
避難者
「地震前にはコロナ、インフルの感染が言われていたので、それでなければいいなと思う」
発災から6日目。避難所の課題が浮き彫りになっています。
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