レバノンでハマス幹部殺害 イスラエルの無人機攻撃か(2024年1月3日)
イスラム組織ハマスは中東のレバノンに拠点を置く幹部がイスラエル軍の攻撃で殺害されたと発表しました。「イスラエルによるテロ行為」と攻撃を非難しています。
レバノンの国営通信は2日、首都ベイルートでイスラエル軍の無人機がハマスの事務所を攻撃し、政治部門幹部のサレハ・アルーリ氏を含む7人が死亡し、11人がけがと報じました。
アルーリ氏は、去年10月のイスラエルに対する攻撃を実行したとされるハマスの軍事部門「カッサム旅団」の創設者の一人だとみられています。
ハマスは声明でアルーリ氏の死亡を認めたうえで「完全にテロ行為でレバノンの主権を犯している」とイスラエルを非難しています。
レバノン南部のイスラエルとの国境地域でも今後、さらに緊張が高まる可能性があります。
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