能登半島地震 死者20人に けが人多数…孤立地域も(2024年1月2日)
石川県能登地方で1日に発生した最大震度7の地震で、石川県内では少なくとも20人の死亡が確認されたほか、各地で多数のけが人が出ています。
石川県輪島市によりますと、2日午前11時現在で15人の死亡が確認され、7人が重傷だということです。
輪島市の中心部にある河井町では、「朝市通り」周辺で地震の後に火事が相次ぎ、消防によりますと、これまでにおよそ200軒の店舗や住宅などが燃えました。現在はほぼ消し止められたということです。
また、警察庁によりますと、七尾市や羽咋市、志賀町で男女5人が倒壊した家屋などの下敷きになり、死亡しました。
これまでに石川県内の死者は少なくとも20人に上っています。
七尾市では、断水状態が続いているほか、橋が通行止めとなった影響で能登島が孤立状態になっています。支援物資が届けられず、水や食料、毛布などが不足しているということです。
このほか、富山県、新潟県、福井県、大阪府、兵庫県、岐阜県でも、複数のけが人が出ています。
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