年末年始の「穴場」は？きょう仕事納め “5類移行後初”の年末【スーパーJチャンネル】(2023年12月28日)
新型コロナの扱いが5類へ移行してから初めての年末年始ということで、旅行や帰省の混雑が始まっています。専門家の方に今からでも間に合う「穴場」の行き方を聞きました。
■“コロナ5類”後初の年末年始
1年の無病息災を感謝して、あとは新年を待つばかりの人がいる一方で…。忙しさが増す郵便局。そして、空港。
利用客
「7時45分発…」
スタッフ
「1番から5番にお願いします」
利用客
「AIRDOって荷物はANAで良い？」
スタッフ
「大丈夫です」
新型コロナが5類に移行して初の年末。空港に人出が戻っています。
ANAエアポートサービス 旅客サービス部 堀江真美さん
「久しぶりに飛行機に乗る人が多数なので、一人ひとりに寄り添った対応ができるように精一杯、心掛けている」
■保安検査に駆け込み すでに混雑
そう話すのは地上で接客業務をこなすグランドスタッフの堀江さん。
堀江さん
「かばんの預けはありますか？」
利用客
「これで良いなら…」
こちらの女性が乗るのは午前7時の飛行機ですが、今は6時半を過ぎています。
堀江さん
「身分証明書はありますか？」
堀江さんも一緒に小走りで保安検査場へ…。
堀江さん
「自動チェックイン機を使えない利用客で、あと5分で保安検査場も手荷物預かりも締め切りだった」「（Q．間に合った？）多分、間に合ったと思う」
普段は裏で勤務管理などをしているスタッフも28日は表に出て、接客業務をこなします。
応援スタッフ
「10時50分までの便をご利用の方はお知らせ下さい」
ANAエアポートサービス 旅客サービス部 堀江真美さん
「普段、関わることがないスタッフとも一緒に協力し合って大変、助かっている」
荷物の預け入れは自動になりましたが、それでもスタッフは必要です。
堀江さん
「20キロを超えるとお預かりできない」
利用客
「OK、OK」
堀江さん
「2から3キロ（超過）ありそう…」
利用客
「ありそう？えー…」
堀江さん
「2キロ分超過したままだと2500円、超過代金いただきます」
ANAエアポートサービス 旅客サービス部 堀江真美さん
「コロナ禍のお客様がこの空港に誰もいないみたいな。全くすれ違わない状況も
経験しているので、お客様がこうやって飛行機に乗って下さる喜びを感じている」
復活しつつある年末年始の旅行。その行き先は…。
タイに行く人
「バンコク。タイのガパオライスを食べたくて」「（（Q．どんな食べ物？）チキンみたいな…ミンチ肉を炒めたみたいな」
韓国に行く人
「韓国まで行きます。タッカンマリが楽しみです」「（Q．タッカンマリはどんな？）タッカンマリ、なんか鳥1羽ごとお鍋で…」
■気になる“円安”国内旅行が人気
とはいえ、年末年始の旅行先に大きく影響を与えているのが長引く「円安」。
旅行客
「1回（海外旅行に）行くと100万円くらいかかるから、今はもう高くてだめ」「今は（海外に）行かなくても沖縄で十分かな」
そのため、混雑が予想される国内。まだ、間に合う旅行先はあるのでしょうか。
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗さん
「ホテルは今のところ空いているところも多くありますので、そういったところに
出掛けるのも良いと思います」
■まだ間に合う！観光地めぐりも
年末年始にまだ間に合う、意外な旅行先を専門家に聞きました。
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗さん
「年末年始の穴場は都市部での滞在。例えば大阪や北海道の札幌、そういったところにはビジネスホテルが多くある。出張者がこの時期はいないので、そちらであれば（シングルルーム）予約が取れることが多くある」
出張者が少なくなった都市部のビジネスホテルに宿泊し、そこを起点に観光地を巡るのがおすすめだと話します。
札幌から車で約2時間半の美瑛町です。約30メートルの高さから地下水が青い川に流れ落ちる「白ひげの滝」。この季節、水しぶきが樹木に霧氷を作り幻想的な景色が現れます。
韓国からの観光客
「この背景を写真に収めたくて、あのポーズをしました」
他にもおすすめの旅行先があるといいます。それが、出雲大社のある島根県。
観光客
「だいぶ空いているなと」「少ないというよりは、ちょうどいい」
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗さん
「島根県はインバウンドが他の都道府県に比べると少ないという状況もあって、これからでも予約することが十分に可能です」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
