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監修シェフ「もやもやしている」 高島屋「原因特定は不可能」“崩れたケーキ”で謝罪【報道ステーション】(2023年12月27日)
クリスマスケーキが崩れた状態で客に届いた問題で、販売会社である高島屋が27日、会見を開き、「原因を特定することは不可能」だとしました。
横浜のフランス料理店『レ・サンス』が監修した1個5400円のクリスマスケーキは、高島屋がオンラインで2879個、販売しました。現時点で1200件以上の問い合わせがあり、807件の破損を確認。ほとんどが返金となったとしています。
高島屋・横山和久専務:「配達エリアにつきまして、大きな特徴はございません。地域が偏ることなく、お問い合わせをいただいていることが今回の状況。総合的に確認した結果、誠に遺憾ながら、原因を特定することは不可能という判断に至った次第」
会見では、ケーキの製造元と配送を委託した業者への調査をそれぞれ実施。温度管理上の問題など、原因究明には至らなかったとしています。
高島屋・横山和久専務:「1点1点もう一度よく見てみてみないとわからないですが、いろいろな状況で溶けた、溶けたというか柔らかい状態で崩れていたという事例もあれば、崩れた状態で固まっているという事例もございます。なかなか、ここが、見極めが難しい」
高島屋は、会見で原因の話とは別に、こんな事情があったことも明かしました。
高島屋・横山和久専務:「違いと申しますのは、イチゴの入荷が遅れたために、凍結期間が短くなったというところ。昨年は2週間設定をしていたが、本年、イチゴの入荷遅れということで、20時間から25時間の冷凍時間の設定でございました。しかし、事前に20時間から25時間でどうなるのかという凍結試験を行っている。その内容について、外側、中含めて、凍結状態になっているということが確認された。実際にサンプル調査を行いました。その際にも、中心温度がマイナス17度以下になっていたということが確認されている」
デコレーションケーキの梱包には、最大限の注意が必要です。東京都内でケーキなどの通信販売を専門に行うお店は、1年かけて、安全な“梱包術”を確立したそうです。
Cake.jp・島野唯さん:「台紙に金具をつけていて、土台が動かないように固定しています。ケーキを固定するために紙の帯で周りを固定させて、次に緩衝材をかぶせて、動かないような状態にしています」
配送用の段ボールも隙間のない特注品を用意しています。
Cake.jp・島野唯さん:「弊社はお客さまに直接お渡しできないので、(配送を)宅配業者に頼んでいる。最大限の安心のために、ここまでやらせていただいている」
神奈川県横浜市にお店を構えるフランス料理店『レ・サンス』が、クリスマスケーキの監修の務めて5年。これまで問題はなかったそうです。
『レ・サンス』オーナーシェフ・渡辺健善さん:「これは僕だけの気持ちだが、今の時点では、正直、まだ、もやもやしているので、来年のことも言えないし、先のこともまだ話せないし、本当に(原因究明)したいです」
今回、崩れてしまったケーキと同じシリーズ、側面にフリル状のデコレーションが施されたケーキを見せてくれました。箱を揺らしてみましたが、ズレていません。
『レ・サンス』オーナーシェフ・渡辺健善さん:「これが、なぜズレないかというと、下に、このように釘を刺してある。釘っていうか留め金。箱に入ったときも検証していたが、お客のところにもこういう感じで、車も動くので、こうなっていますし、凍っても耐えられるような箱なので」
渡辺さんには、相当なクレームも寄せられたそうです。
『レ・サンス』オーナーシェフ・渡辺健善さん:「やっぱり名前が出ている以上は、逃げも隠れもできないし、批判もあるし。ずっときちんとやることが大事なんだと思って、これからも、これにめげずに、本当にきちんとやっていきたい」
渡辺さんはケーキのほかに、高島屋のおせちの製造と監修も務めています。おせちについては、通常通り配達をするとした高島屋。今後は、取引先との関係強化によって、再発防止につなげるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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