中国南部で正体不明の物体が落下 衛星打ち上げの残骸か(2023年12月27日)
中国南部の広西チワン族自治区に正体不明の物体が落下しました。四川省では同じ時間帯に衛星が打ち上げられていて、その残骸だった可能性もあります。
ゆらゆらと上空を漂う細長い物体。次の瞬間、赤い炎が立ち上ります。
広西チワン族自治区で26日に撮影された映像では、住宅のすぐそばで煙が上がり、近くには円柱状の物体が落ちているのも確認できます。
動画が撮影された同じ時間帯に、四川省では中国が独自に開発した衛星を使った測位システム「北斗」の衛星を載せたロケットが打ち上げられました。
現地当局はこのロケットの残骸が落下したと発表しています。
これまでのところ、けが人の発表はありません。
同じ地区では、去年12月にもロケットの部品が地上に落下する事故があったばかりです。
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