鳥取・長瀬高浜遺跡の発掘調査 建物跡を新たに60棟以上発見 ヤマト王権と関係か(2023年12月26日)

鳥取・長瀬高浜遺跡の発掘調査 建物跡を新たに60棟以上発見 ヤマト王権と関係か(2023年12月26日)

鳥取・長瀬高浜遺跡の発掘調査 建物跡を新たに60棟以上発見 ヤマト王権と関係か(2023年12月26日)

 鳥取県長瀬高浜遺跡で行われた今年度の調査で古墳時代の建物跡が新たに60棟以上見つかり、ヤマト王権と関係している可能性も出てきました。

 鳥取県湯梨浜町の「長瀬高浜遺跡」は、昭和や平成の発掘調査で、古墳時代の大量の土器や竪穴建物跡が約260棟見つかるなど、大規模集落の遺跡として知られています。

 今年度の調査では新たに竪穴建物跡が60棟以上見つかり、山陰最多級だった規模がさらに広がって遺構が密集している特徴が鮮明になりました。

鳥取県・教育文化財団調査室 君嶋俊行室長
「近畿地方にデザインのルーツを持つような、そういった土器が大変多く見つかっておりまして、これはやはり当時の近畿地方、ヤマト王権が成立した時期にあたるんですが、こういった近畿地方の人々と交易を通じて色んな情報がもたらされていたことの証拠ではないか」

 今回の調査は今週に終了しますが、調査は来年度も予定されているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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