日野自動車「エンジン性能改ざん 不正データを国に提出」認める
トラックメーカー大手の日野自動車は、エンジン性能に関するデータを改ざんする不正行為があったと明らかにしました。
不正があったのはエンジンの排出ガス性能と燃費測定のデータで、販売済みの車11万台以上が国の認証基準を満たさない可能性があります。北米向けのエンジン評価で問題があったことから社内調査をした結果、日本国内でのデータ不正が見つかったということです。
日野自動車はこれらのエンジンを搭載した車両についてリコールや出荷停止などの対応をとります。これにより、国内の販売台数のおよそ35%が出荷停止となります。
不正の背景について、小木曽社長は「数値目標達成とスケジュール厳守のプレッシャーへの対応が取られてこなかった」とし、再発防止策の徹底に取り組むとしています。
(04日19:46)
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