バス路線“廃止”相次ぐ 運転手不足で歴史に幕 5人採用14人辞職も【スーパーJチャンネル】(2023年12月20日)

バス路線“廃止”相次ぐ 運転手不足で歴史に幕 5人採用14人辞職も【スーパーJチャンネル】(2023年12月20日)

バス路線“廃止”相次ぐ 運転手不足で歴史に幕 5人採用14人辞職も【スーパーJチャンネル】(2023年12月20日)

 バス利用者(88):「さみしいですよ、やっぱり。18歳から乗って洋裁学校行って、阿倍野まで洋裁学校行って乗ってたから。余計さみしいです」

 大阪府内南東部の富田林市などを走る金剛バスの運行が20日に終了し、およそ90年の歴史に幕を閉じます。

 バス利用者(71):「最終バスの時にこれ(横断幕)持って花束を運転手さんに渡す。(廃止に関して)運転手さんは悪くないからね」

 廃止後は他のバス会社やそれぞれの自治体が代わりにバスを運行。ほとんどの路線は維持されますが、減便などは避けられません。

 原因は運転手の不足です。他人事ではない“バス運転手減少問題”。このままだと、来年には2万1000人の運転手不足に陥ります。その原因は高齢化による離職や長時間労働、さらには平均より100万円ほど低い賃金などが挙げられています。

 長電バス 乗合・乗用部長代理 高山和良さん:「この1年で5人採用したんですが辞めていく人数が14人」

 長野市を中心に路線バスを運行する長電バス。来月から「日曜日の運休」を発表しました。

 長電バス 乗合・乗用部長代理 高山和良さん:「スノーモンキーへの利用者が相当多くて1台では乗り切れない日があって、増発ということも当然している」

 インバウンド客の増加もまた、運転手の労働時間を逼迫(ひっぱく)させていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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