ウクライナ侵攻で“海産物”高騰?ロシア産イクラやウニなどに影響(2022年3月4日)
ウクライナ侵攻で日本にも様々な影響が出ています。ロシアへの経済制裁で「カニ」や「イクラ」など海産物の値段が今後、上がる可能性があるというのです。
ロシアによるウクライナ侵攻が私たちの生活にも暗い影を落とし始めています。
ロシアから輸入する海産物が高騰しています。
名古屋中央水産(鮮魚卸業)・田村孝彦社長:「ロシア産のバルダイ種ズワイこれはね、きょう6000円だったかな、キロ。ロシア産のカニってキロ3000円から4000円ぐらいってところがせいぜい。きょうは高かったですね。ウニも4000円以上してたからね。いや買えんわ高くて売れん」
カニのほか、ロシア産で取引が多いイクラやウニ、ボタンエビや甘エビなどへの影響も心配されています。
名古屋中央水産(鮮魚卸業)・田村孝彦社長:「やっぱり減ってくる、厳しくなる、取引ができなくなるという状況がたぶん出てくるので」
このコロナ禍、さらに家計を直撃しそうなのがエネルギー価格の高騰です。
ロシアは原油や天然ガスの世界有数の輸出国であるため日、米、欧の経済制裁への報復措置の懸念などからエネルギー価格が高騰。それが様々な方面に連鎖的に波及しています。
政府はガソリン価格の上昇を抑えるため、今月10日から石油元売りへの補助金を現在の1リットルあたり5円から25円に上限を引き上げることを決めました。
これによってガソリンの実勢価格が1リットルあたり197円まで上昇しても、店頭価格の全国平均を172円程度に抑えられるとしています。
野党側はガソリン税の一部を減税する措置など、さらなるガソリン価格の引き下げを求めていますが、岸田総理大臣は慎重な姿勢を崩していません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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