即時停戦、涙の訴え 「その場限りの命を繋ぐのは限界ある」 ガザで活動の医師が会見(2023年12月13日)
ガザ地区南部で医療活動を行っていた医師が都内で会見し、「即時停戦」を涙ながらに訴えました。
国境なき医師団 中嶋優子医師:「ここまでの破壊力、戦争の破壊力を思い知らされたことは今までなかったです。あまりにも自分たちのやっていることが無力かなっていうのは…感じました」
中嶋優子さんは救急や麻酔を専門とする医師で、国境なき医師団の一員としてガザ地区南部のハンユニスにあるナセル病院で医療活動にあたっていました。
中嶋さんによりますと、近くで空爆音が聞こえて建物が大きく揺れるなど覚悟を決めたこともあったといいます。
運ばれてくる患者に処置をしても亡くなってしまう数の多さに「その場限りの命をつなぐということは限界がある」として「即時かつ持続的な停戦」を呼び掛けました。
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