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“痛くない”インフルエンザワクチンは「鼻スプレー型」 検査方法は「鼻かみ」 インフル年末年始にピークで対応は【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
インフルエンザに感染した際の検査では、鼻の奥で献体採取すると”痛い”ことも…
ところが最近は”痛くない”方法があるんだそうです。
■季節性インフルエンザ 流行のピークは年末年始の可能性
日比麻音子キャスター:
皆さんの周りで季節性インフルエンザが増えていませんでしょうか?
去年と比べると早い流行と言えるかもしれません。
前回のピークは2月6日~12日で12.91人でしたが、このピークを既に超えていまして、10月23日~29日では19.68人となっています。
去年の今頃はほとんどいなかったことを考えますと、非常に多い。42都道府県で「注意報レベル10.0」を超えているという状況なんですね。
さらに、インフルエンザ流行のピークについて、国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授によりますと、「ピークは年末年始の可能性が高い」ということなんです。
「コロナ禍でインフルエンザの免疫を獲得できていない人が多く、そこに乾燥しやすい状況が重なり、感染拡大へ。飛沫感染がほとんどなので、マスク着用が有効」だということです。
では、最近マスクをどのようにつけているのか、街の人たちに聞いてみました。
60代の女性
「今年はインフルエンザの流行がすごいので、電車などでは着けている」
40代の男性
「販売業なので、インフルエンザにかからないために常にマスクを着けないといけない」
30代の男性
「コロナの重症患者が減ってきたから外している。ただ仕事相手が着けていれば合わせて着けることも」
皆さんマスクの着用についても様々な向き合い方があるようです。
■“痛くない”ワクチン&検査とは?
では、ワクチンの接種について会社や学校などで始まっているという方もいるかもしれませんが、実は「“痛くない”ワクチン」も出てきているということなんです。
従来のワクチンは筋肉注射ですが、実は「鼻スプレー型ワクチン(フルミスト)」というものも出始めています。
どういった特徴があるのかといいますと、従来のワクチンより費用は少し高めの7000円~9000円となっています。
スプレーによって弱毒化したウイルスを鼻に吹き付けて、軽く感染させて免疫を作るというものになっていますので、喘息や呼吸器疾患がある方は接種を避けた方がいいということです。
ただ、こちらは導入している医療機関はまだ少ないということでした。
そして、“痛くない”検査方法もあります。インフルエンザの検査といえば綿棒を鼻の奥にグリグリっとして非常に痛い「“鼻咽頭”検査」というイメージが強いと思うんですが、この検査に関しても、鼻をかむことで検査ができる「“鼻かみ”検査」というものがあるそうです。
従来の検査と比べてみますと、検査費用であったり制度などはほとんど変わらないんですが、やはり鼻水症状がある人には有効であるという特徴があるそうです。こちらもまだクリニックなどで導入してるところは少ないということなんですが、様々なパターンが出始めました。
ホラン千秋キャスター:
様々な技術が出てきてますね。
厚切りジェイソンさん:
いろんな選択肢があるのはいいことですよね。自分にとってどれがいいのかをしっかり調べて、それぞれの人がそれぞれを使えば、より使える人が増えるんじゃないですかね。
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