ロシア軍が“市長を拉致” ウクライナ側が映像公開
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍が南部の街の市長を拉致したと明らかにし、拉致の様子とされる監視カメラの映像が公開されました。
制服を着た多くの人に囲まれ建物から出ていく人物。体を抱えられ強引に連れていかれているように見えます。これはウクライナ側が公開した南部メリトポリの市長を、ロシア軍が拉致する様子とされる監視カメラの映像。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「（ロシア軍の）テロは新たな段階に入った。ウクライナの地元当局者を排除しようとしている」
ゼレンスキー大統領はこのように述べ、厳しく非難しました。
また、11日は各地の「人道回廊」で7000人以上の市民が避難したものの、南東部のマリウポリはロシア軍の封鎖が続いていると訴えました。マリウポリではロシア軍の激しい攻撃が続いていて、クレバ外相は11日、12日間で1500人以上の民間人が死亡したと明らかにしています。
9日には小児病院が爆撃されましたが、AP通信によりますと、その際避難した出産直前の女性が翌日、女の子を無事出産したということです。
（12日18:53）
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