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ノートルダム大聖堂 新たな尖塔に十字架設置 再建を実現させた背景に“パリの心”(2023年12月12日)
4年半前、火災で焼け落ちたフランスのノートルダム大聖堂の再建工事が進み、新しい尖塔(せんとう)の頂上に十字架が設置された。不可能とも言われた再建を実現させた背景とは?
■来年12月8日から一般公開を再開予定
2019年4月15日、フランス・パリ。改修工事が行われていたノートルダム大聖堂で火災が発生。大聖堂の尖塔が崩落し、聖堂の内部も激しく損傷した。
パリ市民:「ミサの後、マリア像に触れていました。でももうそれもできません」
大聖堂は14世紀に建てられて以降、パリ市民の心のよりどころとなっていた。
そんな大聖堂の火災から4年半が経った今月6日、再建が進んでいたノートルダム大聖堂の新たな尖塔に十字架が取り付けられた。
フランス マクロン大統領:「私たちは不可能と思われていた作業が現実になるのを目の当たりにしました。非常に重要な瞬間です」
工事は最終段階に入り、今後は聖堂内の装飾品や墓など、内装の修復作業が進められていく予定だという。
また、マクロン大統領はステンドグラスの一部について、新たなデザインを公募する方針を明らかにした。
マクロン大統領:「ノートルダム大聖堂は希望と再建で立ち上がった。フランスの新しいイメージです」
生まれ変わったノートルダム大聖堂は、来年12月8日から一般公開を再開する予定だ。
■再建へ寄付集め…500人の職人集結
ノートルダム大聖堂の再建には膨大な費用が必要だった。
フランスの経済誌「キャピタル」によると、再建にはおよそ1100億円が必要とされていたそうだ。
そこで、再建費用を賄うために国や文化財団が寄付を募ったのだが、目標を大きく上回るおよそ1320億円が集まったという。
また、フランスの経済紙「レゼコー」によると、現在、フランス全土から500人の職人が集結していて、ピーク時には600人に及んだという。
さらに、ステンドグラスや絵画など専門的な職人も加えると、その数は1000人を超えるという。
■パリの歴史と共に歩む「ノートルダム大聖堂」
これほどの寄付金と職人が集まった理由は、ノートルダム大聖堂が“パリの心”とも言われていることにあるようだ。
ノートルダム大聖堂があるシテ島は、紀元前250年ごろに「パリシイ族」が移り住み栄えたことでパリと呼ばれるようになったため、「パリ発祥の地」とも呼ばれている。
そのシテ島に1345年に建てられたノートルダム大聖堂は、エッフェル塔(1889年)、凱旋門(1836年)など他のパリを代表する建築物に比べても古く、ジャンヌダルクの復権裁判やナポレオンの戴冠(たいかん)式が行われるなど、パリの歴史と共に歩んできた。
■目標額を超えた寄付金の使い道は?
こうして再建が進められているノートルダム大聖堂だが、気になるのは目標額を超えたおよそ220億円の寄付金の使い道だ。
キャピタルによると、火災以前から修繕が必要だった箇所の改修をするとともに、再建された箇所との調和を図るために使われるという。
フランスの政治週刊誌「ル・ポワン」によると、そのために、周囲の建物の外壁の石材を変更したり広場や庭園の開発工事も行われるという。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年12月12日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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