政治資金パーティー問題 岸田総理が党幹部と会談 各派閥に当面自粛を「強い危機感」(2023年12月7日)

政治資金パーティー問題 岸田総理が党幹部と会談 各派閥に当面自粛を「強い危機感」(2023年12月7日)

政治資金パーティー問題 岸田総理が党幹部と会談 各派閥に当面自粛を「強い危機感」(2023年12月7日)

 6日、岸田文雄総理大臣は自民党の派閥の政治資金パーティーの収入を巡る問題を受け、麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長ら幹部8人と会談した。会談後、岸田総理は各派閥のパーティーなどを当面自粛すると表明した。

■関係者「派閥の収入源なくなる…補填は?」

 岸田総理:「パーティーの開催これを自粛すること。さらには年末年始の派閥の行事についても自粛をすること。このことを申し合わせ、徹底していくことを確認しました」

 自民党の派閥の政治資金を巡る問題を受け、岸田総理は6日、党の幹部らと会談した。各派閥の政治資金パーティーなどを当面自粛することを求めた。

 岸田総理:「改めて強い危機感を持って取り組むこと。これを重ねて指示した」

 これまで所属議員にカネとポストをあてがうことで、権力を維持してきた自民党の各派閥。その主な原資となっているパーティーでの収入については、こんな声が聞かれた。

 自民党関係者:「派閥の収入源がなくなる。その資金をどう補填するのか。政権へのダメージももちろん大きいけど、今回は自民党全体の危機だ」

■松野官房長官 「政府の立場」理由に答えない…

 2年前まで、安倍派の事務総長を務めていた松野博一官房長官は、次のように述べた。

 松野官房長官:「(Q.一個人の議員として、会見の場を設け説明するべきでは?)お答えすることは差し控えさせていただきたい」

 一連の問題が報じられてから、「政府の立場」を理由に答えないという異例の対応が続いている。

■野党が求める“実態解明” 茂木幹事長は…

 野党からは次のような声が出ている。

 立憲民主党 安住淳国対委員長:「実態解明をしないまま。言ってみれば、ふたをするために自粛の話をしているのではないかと」

 国民民主党 玉木雄一郎代表:「自民党政治、派閥政治の本質的な問題だというふうに思うので。徹底的な解明、そして、うみを出すことを我々としても求めていきたい」

 野党が求める実態解明について、自民党の茂木幹事長は次のように述べた。

 茂木幹事長:「できるだけ速やかに事態の把握というのは努めていきたいというふうに思っていますし、全容ではなくても、概要なり問題点が分かったら対応していきたいと思っています」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年12月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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