中古シャネル…高額買い取りに「びっくり」 壊れたメガネ…衝撃金額に「マジっすか」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年12月7日)

中古シャネル…高額買い取りに「びっくり」 壊れたメガネ…衝撃金額に「マジっすか」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年12月7日)

中古シャネル…高額買い取りに「びっくり」 壊れたメガネ…衝撃金額に「マジっすか」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年12月7日)

 家に眠っているバッグや使わなくなったブランド品、壊れたメガネにも、驚きの買い取り金額が…。円安の日本で開催されるブランド品オークションには、外国人バイヤーが殺到している。

■シャネルのバッグ…買い取り価格に「びっくり」

 全国に850店舗以上を展開する、買い取り専門「買取大吉」。この日訪れたのは、30代会社員の女性だ。

 会社員:「おばからもらったんですけど。それをちょっとここにっていうのも、あれなんですけど」

 持ち込まれたものは人気ブランド・シャネルのバッグ。4年前におばから譲り受けたものだという。

 会社員:「引っ越しを予定していて。断捨離しようと思ってる中で、片付けていたら出てきたので。もう使うことも、普段からそんなに使ってもいないし」

 店長:「目標としては、おいくらくらい?」
 会社員:「10万円とか行けば、うれしいかな」

 買い取り希望価格は10万円。使い道を聞くと…。

 会社員:「引っ越しとか色々お金もかかるし。パソコンも買おうと思って、色々調べているので。それも買えたらいいかなとは思っています」

 早速、査定開始。

 店長:「金具の小傷も少ないですし、表面の擦れとか汚れもほとんどない状態なので。いいですね」

 譲ってくれたおばもほとんど使っていないのか。傷は少なく高値が期待できる。結果は…。

 店長:「お買い取り金額としましては…本日38万円」
 会社員:「えー!すごいですね」

 実はこのバッグ、1990年代に作られたヴィンテージシャネルと呼ばれる、今大人気のバッグ。買い取り金額は女性の希望を大きく超える38万円。女性は迷うことなく売ることを決断した。

 店長:「こちらで数えさせていただきます。一緒に確認お願いします」「38万円での買い取りでございます。お納めください」

 会社員:「ありがとうございます」「(Q.率直にどうですか?)ちょっと、びっくりしてます。相当うれしい。ありがたい」「(Q.予定していた引っ越しやパソコン代には?)お釣りが出るくらいなので、大満足です」

■円安・状態の良さ…外国人バイヤー殺到

 高級腕時計のロレックスやシャネルなどのブランド品がずらり。その数およそ6000点。買取大吉では、月に4回買い取った商品をネットオークションに出品。下見会には、多くの外国人バイヤーが参加した。

 台湾から来たバイヤー:「台湾のオンラインショップで商品を販売しています。今回の予算はだいたい2000万円です」

 中国から来たバイヤー:「(Q.狙っている商品は?)時計とシャネルのバッグです。予算はおよそ5000万円です」

 多くの予算をもって買い付けに来た外国人バイヤーたち。

 中国から来たバイヤー:「オークションの時は、この6つが候補です」「バッグはこれが一番欲しいです。予算が許す限り入札をします。このバッグは中国で絶対に売れます」

 日本で開催されるブランド品オークションになぜ、外国人バイヤーが殺到するのだろうか?

 中国から来たバイヤー:「日本の商品は状態がいいです。偽物の心配もありません。そして、円安でより多くのものを買いやすくなりました。仕入れ価格は3000万円~4000万円だと予想していますが、売値は5000万円以上になると思います」

 円安、そして状態の良さもあり、海外からの需要が高まる日本の中古ブランド品。それにより、店舗での買い取り価格も上がっているという。

■希望を上回る査定額も交渉…結果は?

 続いて訪れたのは、20代の女性。持ち込まれたのは去年35万円で購入したルイ・ヴィトンのバッグ。別のバッグを購入して使わなくなったため売りに来たといい、買い取り希望価格は20万円だという。

 買取大吉 坂本慎太郎店長:「今回、お値段としましては27万円ですね。こちらの方、付けさせていただくことができました」

 希望を上回る27万円の査定額が出た。しかし、金額に納得がいかず浮かない表情。

 会社員:「うーん…割と新しめの物だったので、もう少しいくかなって」「交渉してみる価値はあるのかなって思って、ちょっと言ってみました」

 再び査定すること、およそ5分。

 坂本店長:「金額伸ばすことができまして、今回28万円。ここまで目いっぱいで付けさせていただきますので、いかがでしょうか?」
 会社員:「大丈夫です」

 交渉の甲斐もあり、最初の査定額に1万円上乗せされた28万円に。

 会社員:「せっかくなので、おいしいものを食べて帰ろうかなと思います」

 時には、少し変わったものが持ち込まれることもある。

 会社員(40代):「古いというか、壊れちゃっているんですけど」

 取り出されたのは、およそ10年前に7万円で購入したというメガネ。しかし、レンズは外れ、ぐにゃりと曲がったフレーム。一部がなくなっていて、かけることはできない。

 会社員:「(当時)結構、泥酔に近い感じで酔っちゃってる時があって。電柱にぶつかって、レンズとか吹っ飛んじゃって。落ちてるやつとか拾い集めて。金だからと思ってダメ元で持ってた。一応、18(金)ではあると思うんですけど」

 メガネとしての価値はゼロだが、金額は付くのだろうか。

 会社員:「(Q.どのくらい行けばうれしい?)全然分からないですけど、5万円とか」

 男性の希望は強気の5万円。果たして…。

■壊れたメガネに…購入時の倍の値

 会社員:「古いというか、壊れちゃってるんですけど」

 男性が持ち込んだのは、レンズが外れフレームは曲がってしまっているメガネ。

 会社員:「一応、金なので。もしかしたら、価値が高くなったらいいなと。ステンレスとかだったら捨てちゃってたんですけど、金だからと思ってダメ元で持ってた。そしたら最近、(金高騰って)言うじゃないですか」

 男性の希望額は5万円。一体、いくらの査定額が付いたのか?

 会社員:「まじっすか!えー!すげー!」

 坂本店長:「13万9000円、いかがでしょうか?」

 会社員:「いいんですか!ぜひ、お願いしたいです」

 男性が持ち込んだメガネは18金製で、金の高騰により10年前に買った時のおよそ2倍の金額が付いたのだ。

 会社員:「年末に帰省するので、ちょっとでも足しになったらいいなと思ってたんですけど、お釣りが来ちゃうよな。めちゃくちゃラッキーというか、正直マジでうれしいです」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年12月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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