ウラ金疑惑で自民震撼 全派閥“パーティー&納会自粛”松野官房長官「ゼロ回答」連発(2023年12月6日)

ウラ金疑惑で自民震撼 全派閥“パーティー&納会自粛”松野官房長官「ゼロ回答」連発(2023年12月6日)

ウラ金疑惑で自民震撼 全派閥“パーティー&納会自粛”松野官房長官「ゼロ回答」連発(2023年12月6日)

 自民党の派閥の政治資金を巡る問題で岸田総理大臣は6日、政治資金パーティーを当面自粛するよう党幹部らに伝えました。

■安倍派の議員秘書らを任意聴取

 自民党が今、揺れています。党総裁の岸田総理、自民党幹部を党本部へ集めました。話し合ったのは…。

 自民党総裁 岸田文雄総理大臣:「信頼回復に向けての取り組み、これを明らかにするまではパーティーの開催、これを自粛すること。さらには年末年始の派閥の行事も自粛すること」

 派閥のパーティーといえば派閥の所属議員が支持者にパーティー券を売り、その収入を政治資金にするもの。20年前の現安倍派のパーティーでは会場はぎゅうぎゅう詰めです。

 派閥の所属議員には、このパーティー券の販売ノルマが課せられているといいます。コロナ禍での開催だった去年でも安倍派はパーティーで9500万円近い収入を計上しています。問題とされているのは、ここに計上されていない収入があったのではないかということ。

 関係者によると、安倍派では販売ノルマを超えた分の収入が議員にキックバックされたものの、それが派閥側でも議員側でも収支報告書に記載されず“裏金”になっていた疑いがあります。その額、5年間で1億円以上とみられます。

 取材によると、東京地検特捜部はキックバックを受けたとされる議員の秘書から任意で事情を聴いたことが分かりました。

■ウラ金疑惑に“ゼロ回答”連発

 安倍派の事務総長だった松野博一官房長官は6日もこの疑惑について「差し控える」という言葉を繰り返しました。

 (安倍派の元事務総長)松野博一官房長官:「(Q.ずっとこの間の会見の答えを見ると、政府の立場として答えられない、控えると言っているのですが、一個人の議員として会見の場を設けてしっかり説明するべきでは?)政府として会見に臨んでいるこの場においては、お答えすることは差し控えさせていただきたいと思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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