「身一つで避難、悲壮感伝わる」ガザ南部の日本人医師語る過酷な状況|TBS NEWS DIG
イスラエル軍が町を包囲して攻撃を強めるガザ南部ハンユニスの病院で今も活動する日本人医師が5日、JNNの取材に応じました。
国境なき医師団 日本 中嶋優子医師
「本当に(イスラエル軍が)どんどん近くなっているのは毎日感じます」
ガザ南部ハンユニスのナセル病院で治療にあたる中嶋優子医師は、先月中旬ガザに入り活動を開始、イスラエル軍の攻撃は日々激しさを増しているといいます。
国境なき医師団 日本 中嶋優子医師
「いまいる建物が揺れるくらいの大きな音だとか、普段の空爆だけでなく、タンク(戦車)の音だとか、機関銃の音だとか、色んな種類の音がきのうはひっきりなしに聞こえまして。(市民らは)北部からやっとの思いで身一つで避難してきて、悲壮感がすごく伝わります。本当にもう行くところがない」
攻撃激化に伴い患者数は増え、「病院内に許容量の2倍から3倍ほどいる」と過酷な状況を語ります。患者は女性や子どもが多いということです。
また、深刻な電力不足で停電が頻繁に発生し、スマートフォンのライトで手術に臨むこともあると言います。
国境なき医師団 日本 中嶋優子医師
「最も訴えたいことは、継続的な停戦、即時の停戦、病院を攻撃しない。最低限のルールだけでも守ってほしい」
中嶋さんは、多くの人々に停戦の声をあげ続けて欲しいと訴えています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/cten1T9
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/HimOxbF
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/WzOl6yD
#ニュース #news #TBS #newsdig
コメントを書く