八街5人死傷事故 飲酒運転の男に懲役15年求刑
去年6月、千葉県八街市で酒を飲んだ状態でトラックを居眠り運転し、下校途中の児童5人を死傷させた危険運転致死傷の罪に問われているトラック運転手の梅沢洋被告（61）の論告がきょう行われました。
論告で検察側は、「2020年の春頃から、週に1回は飲酒運転をしていた。この事件は常態化した飲酒運転の一環として行われた」と指摘。「鉄のかたまりである大型トラックを暴走させた、飲酒運転の中でも最悪のケースであり、事故で幼い子どもと家族の日常が完全に破壊された。犯行態様は極めて悪質だ」などとして危険運転致死傷罪としては最も重い懲役15年を求刑しました。
梅沢被告は最後に、「ごめんなさい、すみません、本当に申し訳ありません。この三言しかありません」と謝罪しました。
判決は今月25日に言い渡される予定です。
（02日16:37）
