手書き伝票も瞬時にデータ化 経理処理に生成AIの新技術 来春にもサービス開始へ(2023年12月5日)
生成AIを活用し、経理処理の際に手書きの伝票などを瞬時に高精度でデータ化する新しい技術が発表されました。
電子データになっている取引書類。新たに開発された生成AIを搭載するシステムを使うと、利用しやすいデータに変換されます。
人によっては字に癖のある手書きの伝票でも対応します。
取引先や金額などの情報を抽出したうえで自動的にひも付けする機能は判別が難しく、現在のシステムでは正答率は7割程度でした。
残る3割の作業は人間が手で入力する必要がありました。
このシステムを使った実証実験では、電子帳票では95.7%、手書きを含めたすべての帳票でも92.6%と高い精度でデータを抽出できるようになったということです。
開発したのは総合金融を手掛ける「オリックス」などで、来年春のサービス開始を目指しています。
人手不足に悩む中小企業の経理部門での活用を想定していて、5年後に40億円の売り上げを見込んでいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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