安倍派の元事務総長 松野長官が回答避け続ける パー券収入1億円以上議員に還流か(2023年12月1日)
自民党・安倍派が政治資金パーティーで5年で1億円以上を所属議員にキックバックしていた疑惑について、問題の時期に安倍派の事務総長を務めていた松野官房長官は会見で回答を避けました。
松野官房長官:「私は派閥を代表する立場になく、それぞれの政治団体の責任において事実関係を確認のうえで、必要に応じ説明するなど必要な対応がなされる」
記者:「長官が安倍派の事務総長であった時代のパーティー券収入の扱いについての問題です」
松野官房長官:「先ほど申し上げた通り、この会見は政府の立場として会見を行っておりますので、個々の政治団体、政治家に関するお尋ねについては控えさせていただきます」
記者:「ご自身の説明責任についてはどのようにお考えなんでしょうか」
松野官房長官:「この場は政府の立場でお答えをしているということであります」
記者:「長官会見でできないなら、すぐ政治家としての記者会見に切り替えて質問に答えてもらえませんか」
松野官房長官:「方法論に関して今この場で申し述べることは差し控えますが、いずれにしても先ほど申し上げました通り、まずは各政治団体で今、確認作業・精査が行われていると承知をしておりますので、それを受けて適切に対応させていただきます」
自民党最大派閥の安倍派では、政治資金パーティーで所属議員がノルマを超えて集めた分の収入を政治資金収支報告書に記載しないまま、5年間で1億円以上所属議員にキックバックしてきたとの疑いが持たれています。
松野長官は2019年9月から約2年にわたって安倍派の事務総長を務めていましたが、この日の会見では「政府の立場として答えは差し控える」と繰り返し、記者団からの質問に答えませんでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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