リフォームしたはずが穴が開き破れた壁紙…オーナーの嘆き エイブル元派遣社員を逮捕(2022年3月3日)
リフォームするとウソをついて工事代金をだまし取ったとして、不動産仲介大手「エイブル」に勤めていた男が逮捕されました。
詐欺などの疑いで逮捕・送検されたのはエイブル新大阪店の元派遣社員・佐々木広行容疑者(59)です。佐々木容疑者は2017年、管理を委託されていた大阪市淀川区のマンションで、「リフォーム工事をする」などとウソを言い、マンションの所有者から工事代金約70万円をだまし取ったなどの疑いが持たれています。
被害にあった男性は、大阪市内の別のマンションでも佐々木容疑者からリフォーム工事をすると言われて代金52万円を振り込みましたが、工事は行われませんでした。
(被害にあった男性 去年3月取材)
「全くリフォームされてない部屋です。クロスも何も張り替えられていないですし、穴も開いている状況ですね。クロスも破れている状況ですね」
普段は“どんな要望も迅速に対応してくれた”という佐々木容疑者。しかし男性がリフォーム後の部屋を見せて欲しいと頼むと…。
(被害にあった男性 去年3月取材)
「見せてくれと言うと、次の入居者が決まっているので見せることはできない、と。許せないというのもありますし、悔しいというのもありますし。なぜこんなことになっているのかわからない」
そこで男性は去年、佐々木容疑者から架空の工事代金を請求されたとして、エイブルに対して約2億8000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
警察の調べに対して佐々木容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は余罪を追及する方針です。
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