“ファクタリング”悪用で約1億円詐取か IT企業子会社の元社長を逮捕
取引先から代金を受け取る権利を売って資金調達をする「ファクタリング」を悪用し、およそ1億円をだまし取ったとして会社の元社長が警視庁に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは情報セキュリティー会社「イー・ガーディアン」の子会社の元社長・沢井祐史容疑者(39)です。
沢井容疑者は都内の決済代行会社に対しIT企業2社への架空の債権をおよそ1億500万円で売りつけ、だまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと沢井容疑者はIT企業への請求書などを偽造し、実際に債権が存在するかのように見せかけ、だまし取った金は自らの会社の運転資金や自身の借金の返済にあてていたとみられています。
警視庁は沢井容疑者が同様の手口で別の会社からも現金をだまし取ったとみて余罪を捜査しています。
(03日14:41)
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