埼玉立てこもり 検察側が無期懲役を求刑 散弾銃で医師殺害の罪などで起訴の68歳被告(2023年11月28日)

埼玉立てこもり 検察側が無期懲役を求刑 散弾銃で医師殺害の罪などで起訴の68歳被告(2023年11月28日)

埼玉立てこもり 検察側が無期懲役を求刑 散弾銃で医師殺害の罪などで起訴の68歳被告(2023年11月28日)

 埼玉県ふじみ野市で去年1月、散弾銃を持って自宅に立てこもり、男性医師を撃って殺害した罪などに問われている男の裁判で、検察側は無期懲役を求刑しました。

 渡邊宏被告(68)は去年1月、前日に病死した母への弔問として自宅に呼び出した医師の鈴木純一さん(44)を散弾銃で撃って殺害した罪などに問われています。

 渡邊被告はその後、約11時間にわたって自宅に立てこもりました。

 今月28日の裁判で検察側は「至近距離で殺傷能力の高いスラッグ弾を発射し、強い殺意がある。母の死亡に対して鈴木さんらに一方的な不満を募らせた自己中心的な犯行」などと指摘し、無期懲役を求刑しました。

 一方、弁護側は「大けがをさせようと鈴木さんのひざを狙った」などと殺意を否定し、懲役15年が相当と主張しました。
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