靱帯、腱も再現 繊細な動きも可能に 3Dプリンター1回の印刷でロボットハンド作成(2023年11月23日)
3Dプリンターを使った、わずか1回の印刷で指まで動くロボットハンドを作ることに成功しました。
人間の手を模して作られたロボットは骨、靱帯(じんたい)、腱(けん)が見事に再現されていて、細かい指の動きも可能になっています。
スイス・チューリヒ工科大学などの研究チームは、このロボットハンドを3Dプリンターを使用した、たった1回の印刷で製造しました。
材料には硬いものや弾力性があるものなど複数の種類のプラスチックを使用しますが、3Dスキャナーを使った正確な噴射で同時にプリントできるようになったということです。
出来上がったロボットハンドはペットボトルを潰さずに持つ繊細な動きも可能で、工場などでの活躍が期待されています。
研究チームは今後、人工血管や人工軟骨などに使われる材料をプリンターに取り入れ、医療分野での活用を模索していきたいということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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