クリスマス大丈夫?物価高がケーキに凝縮…イチゴもバターも(2023年11月22日)
クリスマスともなれば今も昔もケーキです。ところが、そのケーキ…。
50代女性:「2000円から3000円上がっているかな」
都内の専門店です。ケーキ作りに必要な材料費の高騰に喘いでいます。例えばMサイズはこれまで4500円で販売してきましたが、来月10日以降は4950円に。10%の値上げです。
パティスリー ISOZAKI 磯崎賢博オーナー:「クリーム、バター、練乳、すでに値上がりしている。小麦粉は夏に値上げになっている。卵は一時期より安定しているが、業者は品薄だと言っている」
スポンジとクリーム、フルーツが織りなす至福の構造。しかし、高くなっているのはこれらの食材だけではありません。
パティスリー ISOZAKI 磯崎賢博オーナー:「こういったパーツ類も去年より値が上がっている」
さらに…。
パティスリー ISOZAKI 磯崎賢博オーナー:「箱、トレー、袋、五月雨式に値上がり」
つまり…。
パティスリー ISOZAKI 磯崎賢博オーナー:「上がっていないものを考えるのが難しいくらい大打撃」
ケーキのアイコン的存在。これは…。
パティスリー ISOZAKI 磯崎賢博オーナー:「イチゴ。現在、品薄状態」
イチゴ類の1キロあたりの卸売価格は去年2960円だったのが3410円に。何が影響しているのでしょうか。
中村いちご園 中村剛園長:「今年の夏はかなり暑くて10月も夜も高温だったもので、イチゴの実を付ける方のサイクルが遅れちゃっている。品薄になっているじゃないか」
猛暑以外にも値上がりの要因があるといいます。
中村いちご園 中村剛園長:「一番高いのは肥料代。去年から見ると1.5倍ぐらい値上がりしている。ウクライナ情勢とか、あと今度はガザ地区の情勢」
クリスマスケーキと世界はつながっていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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