【子どものBB弾に激高】被告に対し被害者側「一生刑務所に」 親刺し殺した事件で求刑｜TBS NEWS DIG
去年、北海道旭川市で、子どものBB弾のいたずらをきっかけに夫婦をナイフで刺し、殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判で、検察は男に懲役25年を求刑しました。
起訴状などによりますと、北海道旭川市の川口和人被告（58）は去年9月、子どもが敷地内にBB弾を投げ入れたトラブルをめぐり、家に訪ねてきた夫婦をナイフで刺し、夫を死亡させ、妻にけがをさせた殺人と殺人未遂の罪に問われています。
これまでの裁判で川口被告は殺意を否認。弁護人の被告人質問で「どう喝をやめてほしかった」と述べた一方、検察側の質問には黙秘していました。
きょうの公判で被害者側の代理人が、「被告には一生刑務所にいてほしい」と意見を述べました。
そして検察は「被害者が大量出血しながらも、ためらいなく刺し続けた残忍な犯行」と指摘し、川口被告に懲役25年を求刑しました。
判決は来月1日に言い渡されます。
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