融資金4000万円を詐取した疑いで元社長ら3人を逮捕 決算報告書を偽装 5か月後に破産申請 兵庫
経営していた会社の決算報告書を偽装し銀行から融資金4000万円をだまし取ったとして、元代表取締役の男ら3人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、自動車販売会社「FATE」の元代表取締役、川谷朋寛容疑者（36）ら3人です。警察によりますと、川谷容疑者ら3人は、四国銀行尼崎支店にFATE名義で融資を申請し、その際、粉飾した会社の決算報告書を提出するなどして、おととし2月、融資金4000万円をだまし取った疑いが持たれています。
FATEは融資を受けた約5か月後に神戸地裁伊丹支部に破産申し立てていました。警察は川谷容疑者らの認否を明らかにしていませんが、4000万円が振り込まれた口座の残金は986円だけだったということで、融資金の使い道などについて捜査しています。
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