“落ちてくると思ってないものが落ちてくるのは怖い”東京 江戸川区 信号機の標示板落下で“緊急点検” 点検の実施頻度が課題に|TBS NEWS DIG
きのう、東京・江戸川区で、信号機に取り付けられていた標示板が突然落下し、女性がけがをしました。標示板が落ちたり、標識が折れたりする事案は全国でも確認されていて、点検の実施頻度が課題となっています。
記者
「高所作業車に乗った作業員が、異常がないかを確認します」
きょう午後、東京・江戸川区で行われていたのは、標示板の“緊急点検”です。
記者
「目視で異常が無いかを確認し、ボルトの緩みもチェックしています」
区ではきのう、信号機の標示板が突然落下し、横断歩道を渡っていた70代の女性にあたって、頭などにけがをしました。
近くに住む人
「ぞっとしますね。メンテナンスちゃんとして欲しいなと思います」
「怖いですよね。落ちてくるとは思ってないものが落ちてくるので」
実際に、落下した標示板と同じものを持ってみると…
記者
「実際にきのう落下した標示板と同様のものですが、実際に持ってみるとかなり重たいです」
標示板は、アルミ製で幅1メートル、高さ40センチほどで、重さはおよそ3キロ。通常であれば、金具でしっかりと固定されているため、落下することはありません。なぜ落ちたのか。
江戸川区土木部 島夛弘毅保全課長
「取り付け金具の方が破断して、折れてた状態だったので、金属のある程度の劣化というのが原因だと推測されます」
こうした標示板の落下の他にも今年6月には、青森県で道路標識の柱が腐食により倒れ、下校中の小学生のランドセルに接触する事案も起きています。
江戸川区の担当者は、標示板の点検頻度に課題があったのではないかと話します。
江戸川区土木部 島夛弘毅保全課長
「標示板に関しては、特別定期点検とかではなくて、下から目視で日常管理するレベル。今回の事故を受けて今後、定期的な点検というのは必要だと考えています」
江戸川区は区内には同様の標示板がおよそ150か所あり、順次点検していくとしています。
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