岸田総理「信頼回復努める」 野党「政治とカネ」など追及へ 補正予算審議始まる(2023年11月21日)
国会では衆議院の予算委員会で補正予算案の審議が始まりました。支持率の低迷が続くなか、岸田総理大臣は「国民の信頼回復に努めていく」と強調しました。
(政治部・森洋介記者報告)
減税措置の不評や政務三役の相次ぐ辞任、さらには「政治とカネ」の問題も浮上し、防戦一方の岸田総理にとって正念場となります。
岸田総理大臣:「物価高騰を始め、国民生活にかかる大きな課題が突き付けられています。こうした先送りできない課題に対して、臆することなくしっかりと判断をし、そして結果を出していく」
自民党内でも「何をやってもうまくいかない」などと手詰まり感が漂っています。
自民党幹部は「支持率上昇の特効薬は存在しない、課題にひとつずつ取り組むしかない」と話しています。
一方、21日午後からは、立憲民主党の泉代表らが質問に立ち、所得減税の是非や、自民党派閥の政治資金問題などについて追及する方針です。
野党は「国民には厳しく身内には甘い」と批判を強めていて、岸田総理を追い込みたい考えです。
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