異例?まさかのコラボ実現!普段は見られない“絶景”の「青い池」出現(2023年11月20日)

異例?まさかのコラボ実現!普段は見られない“絶景”の「青い池」出現(2023年11月20日)

異例?まさかのコラボ実現!普段は見られない“絶景”の「青い池」出現(2023年11月20日)

 20日、金沢ではひょうが降るなど日本海側で荒れた天気となりました。一方、北海道の観光名所「青い池」では、寒暖差ならではの絶景も広がっていました。

■“青い池”いつもと違う光景に…

 20日も雪が舞った北海道美瑛町。ただ、今年はいつもと様子が異なるようです。

 美瑛町観光協会 小倉博昭さん:「かなり貴重。(例年)この時期は薄氷が張って、青ではなく白い池になりかかっている」

 大学生(愛知から):「青い池を見られるのはレア。すごくきれいで幻想的な池」

 この時期、通常では見られない「キセキの青色」が広がっていました。

■気温上昇で“濃い青色”に変化?

 青く見えることで有名な美瑛町の「白金青い池」。例年であれば最低気温が氷点下のため、この時期は白く凍った池に雪景色が広がるといいます。ただ、今年は…。

 大学生(愛知から):「冬は凍っていることが多い。雪の青い池はレア。来られてうれしい」

 しんしんと降る雪のなかでひときわ青く輝く水面。この光景、地元の観光ガイドは今年ならではの貴重な景色だと言います。

 美瑛町観光協会 小倉博昭さん:「かなり貴重です。今年は特に輪を掛けて先週から気温が高くなったので、一気に青い水面が戻ってきている」

 20日、美瑛町の最低気温は1.8℃。平年と比べて6℃ほど高く、今年は冷え込みが弱くなっているのです。暖かさの影響で見られる青い水面と雪化粧のコラボレーション。見られるのはあと少しかもしれません。

■紅葉“今が見頃” 寒暖差10℃超

 関東では先週からぐっと冷え込みが進み、紅葉が見頃を迎えています。

 紅葉のもとで舌鼓を打つ御一行。紅葉前線を追って集まったといいます。

 群馬から来た人:「谷川岳や尾瀬の紅葉は終わった。南に遠征してきた」

 真っ赤に色付いたモミジ。ただ、その色付きにも今年の暑さの影響が出ているようです。

 長瀞町観光協会 田島茂行さん:「この辺りの葉は色が悪く、枯れかかっている。枯れながら赤くなっている」

 一部のモミジでは枯れてしまったり、赤茶色くなった様子も。これは日照りと水分不足が影響しているのではないかということです。

 恒例のライトアップも色付きの影響で、今年は26日まで延長しています。

 一方、白い塊、ひょうです。日本海側を中心に局地的に雨脚が強まりましたが、21日は全国的に晴れて穏やかな秋晴れとなりそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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