ガザ市シファ病院は「死の地帯、絶望的」…WHOチームが1時間の視察(2023年11月19日)

ガザ市シファ病院は「死の地帯、絶望的」…WHOチームが1時間の視察(2023年11月19日)

ガザ市シファ病院は「死の地帯、絶望的」…WHOチームが1時間の視察(2023年11月19日)

 WHO(世界保健機関)はガザ市のシファ病院を視察したことを明かし、機能停止に陥っているなか、重篤な状態の乳児ら32人が残されているなど、病院の状況は「絶望的」だと訴えました。

 ガザ市にあるシファ病院の周辺で激しい戦闘が続くなか、WHOが率いるチームは18日、1時間に限って病院を視察しました。

 病院では医療サービスを提供できていませんが、医療スタッフ25人のほか、291人の患者が残されているということです。

 患者のなかには極めて危険な状態にある乳児ら32人のほか、体の一部を切断した人や骨折した人など戦闘による重傷者も大勢いたと説明しています。

 また、病院の入り口には80人以上が埋葬されている集団墓地もあったということです。

 WHOは病院が「死の地帯」となっていて、状況は「絶望的」だと指摘していて、即時の停戦や大規模な人道支援の提供などを訴えています。
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