ガザ地区へ支援物資を搬入…ラファ検問所を取材 攻撃で指を失った女性の姿も(2023年11月17日)
パレスチナ・ガザ地区への支援物資を搬入する唯一の入り口となっているラファ検問所をANNクルーが取材しました。ガザ地区から今も多くの人々が難を逃れてきています。
ANNクルーが取材した15日、ラファ検問所のエジプト側には、支援物資を積んだ多くのトラックが並んでいる状態でした。
食料を積んだ一部のトラックは、搬送の許可が出たため次々とガザ地区へと入っていきます。取材の数時間前には、衝突が始まってから初めて、燃料を積んだトラックが1台ガザ地区へと入ったということです。
ガザ地区から逃れてきた ファラさん(17):「2週間前、ラファに向かっている途中で、バスが攻撃を受け、私は指を2本失いました」
この日も、ガザ地区からは、外国籍を持つ人など難を逃れてきた人の姿がありました。
アメリカ国籍を持つファラさん(17)もその一人です。攻撃に遭い、指を失ったもののガザ地区を出られたことに安堵した表情でした。
ガザ地区から逃れてきた ファラさん:「避難先のクッズ病院では間近に空爆を受け、病院の前では、銃撃戦もあった」
エジプトメディアによると、これまでにラファ検問所を通って、3400トン余りの食料が運び込まれたということですが、およそ230万人のガザ地区の人々にとって全く不十分です。
特に燃料の運び込みが足りておらず、電気、水道、電話などが相次いで利用不能になるなど人道危機が高まっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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