「台湾との協力関係を保証」米軍元制服組トップがウクライナ情勢受け蔡英文総統と会談
アメリカの政府元高官らが台湾の蔡英文総統と会談しました。ウクライナ情勢に乗じて中国が軍事的圧力を強めることが警戒されるなか、アメリカは台湾との協力関係を保証すると強調しました。
蔡英文総統との会談に臨んだのはアメリカ軍の制服組トップ、統合参謀本部議長を務めたマレン氏ら安全保障政策を担当した元高官たちです。
蔡英文総統
「台湾とアメリカの関係がより緊密になり、インド太平洋地区や全世界の平和と安定、繁栄と発展により貢献できることを期待しています」
アメリカとの連携強化を期待する蔡総統に対しマレン氏も「台湾海峡の平和は世界の関心事であり、台湾との協力関係を保証する」と応じました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に乗じ、中国も台湾への軍事的圧力を強めるのではないかとの警戒感が広がる中、アメリカは改めて台湾を支援する姿勢を強調しました。
一方、トランプ政権で国務長官を務めたポンペオ氏もきょうから台湾を訪問する予定で、台湾側はポンペオ氏に勲章を授与する方針だということです。
（02日16:32）
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