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冬眠シーズン直前!独自映像に見るクマ生態 エサ不足影響で“飢餓状態が深刻”(2023年11月16日)
冬眠シーズン目前の16日もクマによる被害が相次いでいます。番組では、今の時期のクマの特徴が鮮明に分かる独自映像を入手。すると「痩せたクマ」の危険な実態が見えてきました。
■男性2人が重傷 クマは“逃走”
富山市で住民が柿の木を切る作業をしていたところ、男性2人がクマに襲われて重傷を負いました。2人とも意識はあるということです。
地元自治振興会の会長:「何とか見つけて駆除しないと、これ以上は放置できない」
■独自映像でひもとく“クマの習性”
冬眠シーズンが迫っても相次ぐクマの被害。今の時期のクマには本来、ある特徴があります。それが鮮明に分かる映像を入手しました。新潟県で同じ個体のツキノワグマの夏と秋の姿を捉えたものです。
7月に撮影された映像では、何かを食べようとしているのか、立ち上がりますが、おなか周りはすっきりしています。それが3カ月後には同じ個体とは思えないほどに丸々と太っています。見比べてみるとその差は一目瞭然。「太る」ことは冬眠するクマにとって必要不可欠なことだと専門家は話します。
石川県立大学 大井特任教授:「クマは冬眠する動物ですが、冬眠中は飲まず食わずで秋に蓄えた体脂肪を使い、生き延びる。クマの体を冬眠準備に入る前と比べると、体重が15から40%増えることが明らかになっている」
ただ、今年は例年とは状況が違います。14日、仙台市内で柿の木を狙って現れたクマ。立ち上がるとおなかのたるみが確認できます。
撮影者:「かなり太っているなと(思った)。おなか周りがぽっこりというか、どっしりしている感じ」
■警戒!冬眠直前 分かれる“明暗”
一方で、人里で目立つのが脂肪を十分に蓄えられていないクマです。先月、イノシシのわなにかかったクマは驚くほどに痩せていました。今年は餌(えさ)となるドングリが凶作のため、冬眠準備の明暗がくっきりと分かれているといいます。
石川県立大学 大井徹特任教授:「餌がある場所は限られているので、そんな場所は強いクマが独占する。競争に負けたクマは餌が食べられず痩せていく」
■専門家警鐘“痩せたクマの危険”
競争に負け、痩せたクマは市街地に出没し続ける恐れも。
石川県立大学 大井徹特任教授:「今の時期のクマは食欲が増す方向に体のスイッチが入っている。痩せているクマはスイッチが入っているうえに餌が実際に取れていないので、より飢餓状態が深刻。そういうクマは冬眠の開始時期が遅れる可能性もある」
クマが冬眠できるように太るまで市街地の餌を漁り続ける恐れがあり、警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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