コロナ前を超えた!秋の京都に外国人殺到 なにに使う?それぞれ国の事情が(2023年11月16日)

コロナ前を超えた!秋の京都に外国人殺到 なにに使う?それぞれ国の事情が(2023年11月16日)

コロナ前を超えた!秋の京都に外国人殺到 なにに使う?それぞれ国の事情が(2023年11月16日)

 高まる一方の外国人旅行者の日本人気。一口に「インバウンド消費」といっても、国によって大きな違いがあるようです。

■紅葉見頃の京都 早朝から行列

 いよいよ紅葉シーズンの始まりを迎えた京都嵐山。人力車で観光する人は外国人観光客ばかり。16日朝から行列ができていたのは世界遺産「天龍寺」です。皆さんはまず「曹源池庭園」に向かいます。四季折々で趣を変える庭園には外国人観光客も夢中。

 カナダからの観光客:「とてもゴージャスで静謐(せいひつ)です」

 日本を訪れる外国人はコロナ前まで戻ってきています。先月の訪日外国人は250万人を超え、コロナ前の同じ月を初めて上回りました。

 アメリカからの観光客:「私は自然と歴史の両方を調べている。鎖国の前と後とで、どう物事が変わり始めていったのかとか」

 日本に詳しすぎるアメリカ人男性、日本でこんなものをお買い上げ。

 アメリカからの観光客:「着物もたくさん買いました。めいっ子たちが日本が大好きなので、着物を買ってあげたいと思っています。円安はとても助かっています」

 円安の恩恵をしっかり受けている様子。皆さん何にお金を使っているのでしょうか。

 アメリカからの観光客:「ドン・キホーテには絶対に行きます」
  
 オーストラリアからの観光客:「(Q.ジブリが好きなんですか?)千と千尋の神隠しが好きです」

 買い物。行列に並んで食べ物に使う人も…。

 チェコからの観光客:「ひろうす、ひろうす、ひろうす」「こういう油で揚げたのは食べたことがない」「マイルドな味だ」

■インバウンド消費 国で“違い”鮮明

 円安のなか、何にお金を使っているのかは国によって違いがありました。宿泊費や飲食費にお金をかけているのはイタリア。一方、買い物代はやはりというべきか中国が1位で8万8000円。ただ、宿泊・飲食費では中国はイタリアの半分ほどと対照的な結果でした。実際、中古ブランド品を扱う店では…。

 ブランドオフ 銀座本店 駒田武店長:「6割が中国人と台湾の方。エルメスとかシャネルを求められる方が多い。平均単価でいうと50万円前後のものを買われる方が多い」

 取材中、来店したのはアメリカ人親子。

 アメリカからの観光客:「バッグを2つ、草履に着物を買いました」

 どこの国が一番買い物にお金をかけると思うか聞くと…。

 アメリカからの観光客:「アメリカ人が一番多くのお金を使うのかしら?」

 アメリカは買い物にかける費用は中国より低く、およそ5万円ほど。一方で、娯楽にかける費用は2位です。

 京都の街には16日も着物姿で楽しむアメリカ人観光客の姿がありました。

 アメリカからの観光客:「(Q.力士みたいですね?)ありがとう。そこが大事なんだよ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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