“大麻グミ”大阪で十数人搬送 「1日1粒まで目安」店員明かす(2023年11月16日)
大阪府内で今年に入って十数人がいわゆる「大麻グミ」を食べた後に救急搬送されたことが警察への取材で分かりました。
大阪府警によりますと、府内で今年、20代から30代を中心とした男女十数人が「大麻グミ」とみられるグミを食べた後に体調不良を訴え、救急搬送されたということです。
このうち9月にあった事例では、20代の男性がSNSで知り合った人物から「合法」と言われてグミを購入し、友人3人とグミを食べた後に全員が嘔吐(おうと)などの体調不良を訴え、救急搬送されました。
いずれも軽症だったということです。
グミのパッケージには「HHCH」と書かれていて、その製造元の表示から警察は男性らが食べたのは東京で複数人が体調不良を訴える前に食べていたものと同じ製造会社のグミだとみています。
「HHCH」は、大麻成分を含むとしてすでに規制されている有害成分「THC」に似せて作られた合成化合物「ヘキサヒドロカンナビヘキソール」で、現在、日本では法規制の対象ではないということです。
警察はこのグミの成分を詳しく鑑定し、違法成分が検出されれば立件する方針です。
大阪市内にある「大麻グミ」の販売店の男性店員はANNの取材に、「グミは一日1粒まで。さらに1粒を半分に分けて食べるのが目安になっている。体調不良を訴えた人は数粒一気に食べたのではないか」と話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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