ロシア 経済制裁の裏で北方領土の実効支配進む 旅行も奨励(2023年11月14日)

ロシア 経済制裁の裏で北方領土の実効支配進む 旅行も奨励(2023年11月14日)

ロシア 経済制裁の裏で北方領土の実効支配進む 旅行も奨励(2023年11月14日)

 経済制裁の裏でロシアによる北方領土の実効支配がさらに進んでいます。ロシア政府は極東の観光振興を進めていて、北方領土への旅行も奨励しています。

 ロシアの首都モスクワでロシア各地の魅力をPRする博覧会が開かれています。

 経済制裁による外国からの旅行客の減少を受け、ロシア政府は国内旅行の活性化を図っています。

 国内の観光先としてビーチや文化遺産、自然が人気で、ロシア政府によると、北方領土の択捉島を含む千島列島への観光客は増加傾向にあり、2022年は前年より5000人多い8万8000人が訪れたということです。

 ロシア政府は助成金など極東の観光振興を進めていて、サハリン州のブースでは砂鉄が多く含まれる択捉島のビーチの砂を展示するなど、北方領土への関心を高めようとしています。

 国後島ではプーチン大統領が主導する観光振興プロジェクトの一環として、温泉施設などが充実したグランピング施設が9月にオープンするなど観光地化が進められています。
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