距離は500m…“ボンネットにしがみつく” 殺人未遂で逮捕(2023年11月14日)
■防犯カメラに…運転手の男を逮捕
夜道を走る車、ヘッドライトの間に左右に動いて見えるのは人間の足。約500メートルもの距離をボンネットにしがみ付いていたのは20代の男性です。男性はこの後、走行中の車のボンネットの上から自ら警察に通報したというのです。
■「ひかれそう」しがみついて110番
しがみ付いた男性は足を左右に動かしています。11日、ボンネットの上に人を乗せたまま車を走らせた渡辺雅弘容疑者(63)が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
事件のきっかけは、渡辺容疑者が運転する車とボンネットにしがみ付いた20代男性の車の接触事故です。渡辺容疑者がその場から立ち去ったため、20代男性が付近を捜しました。すると、男性は渡辺容疑者の車を発見して「止まれ」と声を掛けましたが、車が動き出したため、とっさにボンネットにしがみ付いたということです。
20代男性は約500メートルもの距離をボンネットの上にしがみ付いていました。スマートフォンを取り出して110番通報。「車にひかれそうになっている」と伝えていたというのです。通話中は片手が使えない状態でしたが、20代男性にけがはありませんでした。「手前で止まった」と渡辺容疑者は容疑を否認。
警察は事件の詳しい経緯を捜査しています。
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