“ポスト岸田”議論も 2カ月で3人“辞任ドミノ”再び…“税金滞納”財務副大臣が辞任(2023年11月13日)

“ポスト岸田”議論も 2カ月で3人“辞任ドミノ”再び…“税金滞納”財務副大臣が辞任(2023年11月13日)

“ポスト岸田”議論も 2カ月で3人“辞任ドミノ”再び…“税金滞納”財務副大臣が辞任(2023年11月13日)

税金の滞納を繰り返し、国会での追及が続いていた、神田憲次財務副大臣が13日、事実上、更迭されました。

辞表を提出した、神田財務副大臣:「大事な補正予算の審議が始まる。国民生活にとって重要な補正予算。私の問題で国会審議に影響を及ぼすことは避けたい。これから先、政治家として説明責任は果たしていく。皆さんには大変ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」

「適材適所」だったはずの新内閣発足から2カ月で、早くも政務三役3人が辞任する事態になっています。

立憲民主党 泉健太代表:「異常事態ですよ。全く適材適所ではなかった。派閥順送りの人事を、そのままのみ込んでしまった。総理の罪は大きい」

岸田総理の任命責任が問われています。

岸田総理:「まず、人事は適材適所で行わなければならないものだと。ただ、やはり政治は結果責任であります。財務副大臣が着任してから間を置かずして、こうして辞任に至ったということについて、国民の皆さま方におわび申し上げなければならない」

◆“辞任ドミノ”再び…岸田政権に打撃は

政治部・官邸キャップの千々岩森生記者に聞きます。

(Q.岸田政権へのダメージは大きく、自民党内でも危機感が強まっているのではないでしょうか)

千々岩記者:「危機感は明らかに強まっています。12日に行われた東京・青梅市長選では、もともと自民党が強いエリアですが、自民・公明推薦の現職が敗れました。先月には、埼玉・所沢市長選でも自民系が敗れ、さらに、東京・立川での都議会議員を選ぶ補欠選挙で2議席を争いましたが、1議席も取れませんでした。支持率が下がっているという、少しフワッとした印象論だけではなく、実際の選挙で自民党の負けが込んできています。実際に選挙戦を戦った複数の陣営関係者が『特に大都市圏で自民党離れが起きているのではないか』と証言しています」

(Q.自民党議員に“岸田離れ”が起きてもおかしくない状況だと思いますが、いかがですか)

千々岩記者:「永田町を取材していると、先週くらいから、議員や秘書など行く先々で『“ポスト岸田”は誰か』という話題ばかりです。その“ポスト岸田”には、茂木幹事長や河野デジタル大臣、さらに、久しぶりの女性外務大臣として注目される、上川外務大臣の名前がよく挙がります。自民党の総裁選が来年9月にありますが『岸田さんの再選は厳しくなってきた』というような“岸田政権の終わり”を意識する声が、自民党中でじわりと広がり始めた印象です」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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