スマホの電話帳、登録してる?わずか2人という若者も…「LINEで連絡取れなくなったら終わり」とはいえLINEも「アヤカが5~6人、誰か分からない」【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
スマホの電話帳にほとんど登録がない― そんな人が増えています。
街で若者に聞いてみると、「電話帳ってなに?」「互いの番号はまじで分からない」「LINEで連絡取れなくなったら終わり」などなど…
世代差が浮かび上がりました。
■「妹や弟の電話番号も知らない」電話が来たら「誰だか分からないのでとりあえず1回は出ない」
齋藤慎太郎キャスター:
SNSやメッセージアプリの普及で電話帳の利用率が大きく変わりました。
今回、Nスタのスタッフの登録件数も調べてみたところ、このような結果になりました。平均値ではありますが、20代が57件、30代が324件、40代が1030件で、50代が1731件となりました。
ちなみに、
齋藤慎太郎アナ(26)は18件
日比麻音子アナ(30)は621件
ホラン千秋さん(35)は235件
プロ経営者のハロルド・ジョージ・メイさん(59)は1177件でした。
Nスタのスタッフで登録数の最小は24歳女性スタッフの18件でした。親族・友人・恩師など11人に加えて、不動産屋、美容院、昔のバイト先などで18件だったということです。
では、どうやって連絡を取っているのかと言いますと、LINEやインスタグラムのDMなどで、「電話回線は必要ない」ということでした。なので、「妹や弟の電話番号も知らない」ということです。
電話がかかってきたときは、どうするのかというと、女性スタッフは「基本、誰だか分からないので、とりあえず1回は出ない」そうです。その後にその電話番号を検索して、「危なくなさそうならかけなおす」ということをしているそうです。
続いて、登録数が多い方を見ていきましょう。なんと、4895件。59歳のNスタプロデューサーです。
「佐藤さん」という同じ名字が28件、「鈴木さん」も26件いるということです。「9割以上は使っていない。正直、全員の顔は出てこない」そうです。
年齢を重ねていくにつれて多くなっていくのはなぜなのか。昔は電話帳というのはかなり大切なものだったそうです。さらに、登録件数に上限があり、大体200~300件くらいで上限がかかっていたそうです。なので、最悪、誰かの連絡先を消さなきゃいけなかった。それでも入りきらない番号は、メモ帳に書いたり、脳内に記憶して覚えたりした。
さらに、機種変更の際も電話しか連絡手段はないので、携帯電話のショップでデータを移行する際に「消える可能性もあります」といった注意喚起が昔は必ずあったそうなんですね。
日比麻音子キャスター:
学校でも連絡網でこの人からこの人に電話をしましょうっていう、全家庭の全クラスメイトの番号が配られたりしてました。今はもう終わっているみたいですけれども。当時は電話番号って唯一の手段だったと思うんですよね。今、いろんな方法がありますもんね。
ホラン千秋キャスター:
LINEも皆さんそれぞれが好きなように名前を書く。アヤカが5~6人いて、どのアヤカか全くわからないみたいな。結局、自分で分かりやすいように入力し直さなきゃいけない。LINEでも誰かわからなくなっちゃうことは結構あります。
齋藤キャスター:
電話をもう使わないということに関して、スマホジャーナリストの石川温氏に聞きました。やはり、メッセージアプリやSNSのアカウントが乗っ取られたり停止してしまうと連絡先が消えてしまう可能性もあるということで、「メッセージアプリが突然サービス終了になる可能性もないとは言えない。いま使わなくとも電話帳に番号を残しておいた方が安全」という話はされていました。
でも、実際にLINEが使えなくなっても、例えばインスタグラムのDMが使えたりとか、いろんな手段を持っておくのが安全ではないかということでした。
日比キャスター:
防災という意味でも、災害用の伝言板・伝言ダイヤルを使うときには電話番号が必要なケースがある。ですから、ご家族であったり、すぐに連絡を取れる人の番号は覚えておくか、ちょっとメモしておくというのは、防災の面でも大事かなと思いますね。
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