血まみれイノシシ、職場に現れる 捕獲作戦にも“大暴れ”けが人も(2023年11月10日)
血だらけのイノシシが現場に現れました。
広島県福山市の工場。敷地に侵入したイノシシは作業員としばらく対峙（たいじ）すると、激しく突き上げました。その後、繰り広げられた捕獲劇でも逃げるどころか、真っ向から突進、突進、さらに突進。
実はこのイノシシ、工場に逃げ込んだ時にはすでにけがをし、血だらけで「手負いのイノシシ」状態。事故に巻き込まれた直後だったのでしょうか。
イノシシを目撃した人：「口のあたりから血を流していて、ちょっと狂暴化していたら怖いので遠巻きに監視していた状況。大きく感じた」
捕獲されたイノシシは体長1メートル20センチの雌の成獣。男性1人が足をかまれましたが軽傷でした。
イノシシの被害は例年にないペースで増えていて、「目撃しても攻撃をせず、安全を確保してほしい」と呼び掛けられています。
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