名古屋城で高さ7mから男性転落 “2時間放置”に会社側の説明は?(2023年11月10日)

名古屋城で高さ7mから男性転落 “2時間放置”に会社側の説明は?(2023年11月10日)

名古屋城で高さ7mから男性転落 “2時間放置”に会社側の説明は?(2023年11月10日)

■7メートルから転落 現場監督ら救急搬送せず

 名古屋城で高さ7メートルから男性が転落していたことが分かりました。

 転落した男性(61):「死ぬかと思った。かなりの痛み」

 61歳の男性作業員が今年7月、名古屋城で石垣の雑草を刈り取っていました。石垣の高さは7メートル。男性作業員は石垣の上ではしごをロープで固定しようとしたところ、足を滑らせて転落しました。

 転落した男性:「(医者から)これはもう大変なことだ。よく生きてたなと。普通だったらもうあり得ない」

 男性は右足や胸を骨折しました。ところが、その場にいた現場監督らは男性を救急搬送しませんでした。そして、そのままなんと約2時間も放置されたというのです。

■“2時間放置”に会社側の説明は?

 名古屋城の高さ7メートルの石垣から作業中に落下した男性。その後、救急搬送されずに約2時間、放置されました。復帰には半年以上かかり、体も元の状態には戻らないかもしれないと言われているといいます。

 転落した男性:「起こった事実に関しては最後まで責任を取ってほしい」

 事故当時に現場監督をしていたのは、名古屋市から作業を受注していた高村造園の下請けの業者でした。名古屋市は安全管理を怠ったとして高村造園を指名停止の処分としました。

 なぜ2時間も男性を放置したのでしょうか。高村造園は取材に対して「下請け業者と男性がそれぞれ弁護士を立てて話し合うということで、コメントを差し控える」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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