「道に生えたコケで転び大けが」福岡・那珂川市の責任を認める判決…同市は控訴【知っておきたい!】(2023年11月10日)

「道に生えたコケで転び大けが」福岡・那珂川市の責任を認める判決…同市は控訴【知っておきたい!】(2023年11月10日)

「道に生えたコケで転び大けが」福岡・那珂川市の責任を認める判決…同市は控訴【知っておきたい!】(2023年11月10日)

 「道に生えたコケで転び、大けがをしたのは市の責任」と認めた判決を不服として、市側が控訴しました。

 当時の写真を見てみると、道の真ん中は湿っていて、コケが生えているのが分かります。

 男性は2020年、福岡県那珂川市の市道をランニング中に濡れたコケの上で滑って転び、肋骨(ろっこつ)を折るなどのけがをしました。

 男性は「市が道路の管理を怠ったためだ」として、市におよそ1650万円の損害賠償を求めていました。

 1審の福岡地裁は「よけて走ることはできた」としながらも、市の責任を認め、およそ280万円の支払いを命じました。

 これに対し、那珂川市は「判決に承服できない」として、今月2日付で福岡高裁に控訴したということです。

(「グッド!モーニング」2023年11月10日放送分より)
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