ズワイガニ“当たり年”豊漁相次ぐ この冬は国産も家庭でお得に!?(2023年11月9日)

ズワイガニ“当たり年”豊漁相次ぐ この冬は国産も家庭でお得に!?(2023年11月9日)

ズワイガニ“当たり年”豊漁相次ぐ この冬は国産も家庭でお得に!?(2023年11月9日)

 今年はカニが豊漁、当たり年となっているんです。この冬は家庭でもお得に楽しめるのか、調べてみました。

 冬の食卓を彩るズワイガニ。食べればたちまち旨味が口いっぱいに広がる、今からが旬のズワイガニ。実は今年、その価格に異変が起きる可能性があります。

 鳥取県漁協 船本源司副組合長:「皆さん(カニ漁のシーズン)明けましておめでとうございます」

 全国一斉となるズワイガニ漁の解禁後、鳥取県の港では今シーズン初めて水揚げとなったズワイガニの雄“松葉ガニ”が市場に並び、多くの目利きが集まりました。

 兵庫県の浜坂漁港では、かごいっぱいに入ったカニが水揚げされていました。

 カニ漁師 濱根秀樹さん:「これからとれることを気にして、あちこち行ってとって皆さんに提供したいと思う」

 初競りでは重さおよそ1.2キロの松葉ガニ1匹に1000万円もの値が付きました。初競りは高値が付きましたが、今年、私たちが口にできるズワイガニの価格は大きく下がる予測が出ています。

 京都府が行った資源調査では、ズワイガニの雄は過去5年間の平均値を上回り、今年の漁獲量が4割も増加しました。国が定める漁獲枠も3年ぶりに増加し、市場への供給量増加で価格が下がる可能性があるのです。

 築地蟹商 小澤俊勝営業部長:「非常に今年の年末はお求めやすい価格になる。こちらがロシア産のタラバガニ、あちらがカナダ産の本ズワイガニ」

 輸入モノのカニも値下がり傾向に。特大のタラバガニの足が1本5000円から。去年に比べて値下がりしています。

 築地蟹商 小澤俊勝営業部長:「全体的に(今季)カニが食べやすいのは間違いない」

 今年は家庭でもお得に楽しめそうな“カニ料理”。都内のカニ料理専門店でも、今後の見通しは良好です。

 かに海鮮居酒屋「かに新」 田口大和統括マネージャー:「生きてる!すごいですね。客に満足していただける値段で今年出すことができると思う。本当においしい特別なカニだと思うので1人でも多くの人に召し上がっていただいて、幸せな気持ちで今年の冬過ごしてほしい」

 このカニは今シーズン全般的に安くなりそうだということです。特に輸入物は「去年の半額程度になる」との見通しも出ています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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