AIでフィッシングサイト見破りへ 警察庁が検討(2023年11月9日)
インターネットバンキングでの不正送金の被害件数が過去最多となるなか、警察庁がAI(生成人工知能)を活用して他人の情報を盗み取るフィッシングサイトへの対策を検討していることが分かりました。
日本クレジット協会によりますと、去年クレジットカードが不正に利用された額は約437億円に上り、過去最多となりました。
被害の多くが銀行などを装ったフィッシングサイトで、だまし取られた個人情報が悪用されています。
これを受けて、警察庁が9日からAIを使い、サイトが本物かどうかを判別する技術の導入に向けて金融機関やネット事業者と検討を始めることが分かりました。
不正利用された被害者の情報を対策のために共有し、不正送金がされた後に引き出しができなくする対策なども検討していくということです。
具体的な中身は今年度中に取りまとめるとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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