- 小学生7人が車でひかれ重軽傷 殺人未遂容疑で逮捕した容疑者の自宅を捜索 日記など63点押収 大阪 #shorts #読売テレビニュース
- 台風7号接近で関西エリアのセブンーイレブン約160店舗、今夜から計画休業|TBS NEWS DIG
- 光本市議「辞職は考えていない」 政務活動の“不適切処理”めぐり辞職勧告決議案可決(2022年6月28日)
- 資材置き場で火事 隣接する老人ホームの50人が避難(2022年7月26日)
- サルに襲われ17人けが 3歳と5歳の男の子が足かまれ(2022年7月18日)
- 【ライブ】『中国に関するニュース』全人代開幕 3期目の習近平政権 / 政権がねじ伏せた香港 言論封殺で民主派“風前のともしび”/ TikTok「禁止法案」など――(日テレNEWS LIVE)
ウクライナ人女性が「俳句」で停戦訴え 地下壕から詠む戦禍の日常(2023年11月4日)
ロシアの侵攻が続くウクライナで、避難生活を強いられながら俳句を詠み続ける女性がいます。俳句を通して停戦を訴えています。
「冬の星 あふれて 灯火管制下」
2022年2月24日。ロシアのウクライナ侵攻が始まった日のことを、ウクライナ人のウラジスラバ・シモノバさん(24)はこのように残しています。
ウラジスラバ・シモノバさん:「夜静かになって窓の外を見ると、外の暗さに驚きました。空にはたくさんの星が見えました」
ロシアとの国境に近いハルキウに住んでいたシモノバさんの暮らしは、この日を境に一変しました。
鳴り響く空襲警報や爆発音に怯えながら両親と愛犬とともに地下壕(ごう)に避難したといいます。
3カ月間に及ぶ地下での生活が始まりました。
ウラジスラバ・シモノバさん:「座っていると、紙飛行機がいきなり近くまで飛んできたことを覚えています。どこから飛んできたのかと思っていると、子どもたちが走ってきました」
「地下壕に 紙飛行機や 子らの春」
子どもたちが無邪気に紙飛行機を飛ばしている地下壕の上ではロシア軍の戦闘機が飛んでいて、その対照的な光景に、シモノバさんのペンは自然と動いていました。
いつしかシモノバさんの詠む俳句のテーマは「花や木」などの美しい世界から、「戦争」へと変わっていったのです。
シモノバさんが俳句を始めたのは今からおよそ10年前。入院していた病院で、松尾芭蕉や与謝蕪村の俳句が収められた本を手にしたのがきっかけでした。
ウラジスラバ・シモノバさん:「非常に短い句の中に、いかに多くの意味を詰め込むことができるのだろうと驚きました」
シモノバさんにとって俳句は「気持ちを形にする大切な道具」となり、これまでに詠んだ句は700を超えました。
そして今年8月、夢にまでみた自身初の句集を日本で出版しました。
侵攻による人々の苦しみを伝えながらもシモノバさん自身、新しい出会いも経験し、将来への希望も見出しています。
「鳥戻る 戦地となりし 故郷に」
ウラジスラバ・シモノバさん:「自分の家に帰り、仕事に就き、普通の平穏な暮らしを取り戻したいです。その日まで私はペンという武器を手に戦い続けます」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く