季節外れ“240kg巨大マグロ” 漁師は歓喜!寿司も安くなる?(2023年10月31日)

季節外れ“240kg巨大マグロ” 漁師は歓喜!寿司も安くなる?(2023年10月31日)

季節外れ“240kg巨大マグロ” 漁師は歓喜!寿司も安くなる?(2023年10月31日)

■漁師は歓喜!寿司も安くなる?

 今が旬。希少価値が高く、“赤いダイヤ”とも呼ばれる「天然ミナミマグロ」。甘みが強い脂に、ねっとりと濃厚で深みのある味わい。クロマグロと並ぶ最高級マグロです。

 小池寿司 四代目 小池省三さん(75):「特徴は脂が強い。本マグロ(クロマグロ)より脂が強い」

 こうした高級マグロを巡り、今、異変が起きています。日本海では漁師にとってうれしいサプライズが。漁船から水揚げされているのはクロマグロ。その大きさは人間を優に超える超ビッグサイズ。実は季節外れの大物です。

 2台並べたはかりの上へ。その重さは241キロ。新潟県佐渡沖の定置網に掛かった巨大クロマグロ。200キロクラスが4本も水揚げされました。

 丸内定置網組合 石塚林二郎組合長:「ここ2、3年の記録。240キロは」

 日本海のこの地域では本来、大型のクロマグロは初夏に取れるといいますが、今年は…。

 丸内定置網組合 石塚林二郎組合長:「夏の間は水温が高すぎて、(マグロが)300~400メートルもぐっているから定置網では取れなかった」

 東京の豊洲市場へ送られました。

■寿司安くなる?あの魚オススメ

 その知らせを聞いた都内のすし職人は…。

 小池寿司 四代目 小池省三さん(75):「買ってみたい。値段が合えば」

 100年以上続く老舗のすし店。今が旬、脂の乗った天然のミナミマグロや外国人観光客に大人気のクロマグロなど新鮮な高級マグロを仕入れています。高級マグロの価格は今後どうなるのでしょうか…。

 小池寿司 四代目 小池省三さん(75):「値段が上がっている。市場で聞くと『燃料費が上がっているから』と。特に、ここのところ急に燃料費が上がったから(マグロの値段が)急にまた上がった」

 この道50年の大将が今おすすめするのが不漁が続いていた「サンマ」です。

 小池寿司 四代目 小池省三さん(75):「先っぽが黄色いのは鮮度が良い。今、北海道のものが一番、品物が良い。いっぱい入ってきている。今サンマは脂があるからおいしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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